シマ朝花(天城町浅間)
※リンク先の歌詞にふりがなと調べた意味を付けてみました
朝花に惚(ふ)りてぃ 元(むぅと)末(しゅら)ちぃ もゆんな
< 元(むぅと)しゅらちぃもゆんな >
元(むぅと)しゅら先 いじ 勝る相(そう)やねんどねんど
※朝花のような若い娘に惚れて、元と末をごっちゃにしてしまった。
元(本妻)は末(若い娘)の先にあって、元に勝るものではない
親(うや)がなし御蔭(うかげ) かんぐぇがぁでぃ育(ふで)てぃ
< かんぐぇがぁでぃ育(ふで)てぃ >
親(うや)がなしくとぅや 粗(あ)そんぐぁむぅ思んな
※親のおかげで、これだけ育つことができた。
親の言うこと、粗末に思ってはいけない
天(てぃん)ぬ群星(むりぶし)や 数(ゆ)でぃか数(ゆ)まれゆい
< 数(ゆ)でぃか数(ゆ)まれゆい >
親ぬ教(ゆ)しぐとぅや 算(さん)ぐぁむさるむぃ
※天の星々は数えようと思えば数えられるが親の教えは数えようとしても数えられるものではない
原(はら)ぬくぶくぶや 雨(あむぃ)降れぃば溜まる
< 雨降れぃば溜まる >
雨(あむぃ)降らんでぃしゅぅてぃ 貯まる此(く)ぬ屋敷
※原の窪みは、雨が降れば溜まる
雨が降らなくても屋敷に財産は溜まる
今日ぬ嬉らしゃや 何時(いてぃ)ゆりむ勝る
< 何時(いてぃ)ゆりむ勝る >
何時(いてぃ)む今日ぬぐとぅに あらち給れ