喜界島 川畑さおり 日本民謡・民舞大会出場 両国国技館 入賞・奨励賞受賞

2008年10月頃だったと思います。私の同級生の姪御である、川端さおりさんが出場するので、東京の両国国技館へ東京瀬玉会のメンバーと一緒に応援に行ってきました。彼女が出場したのは夕方の6時頃でしたが、私だけは開演時間を知らずに朝早く家を出て朝9時から夕方の6時半まで民謡・民舞を160回以上の演目を鑑賞しました。東京瀬玉会の必死の応援が天にも通じたのか、彼女は見事入賞し、奨励賞に輝きました。あの時の誇らしさは[きゅうぬほこらしゃ むんにたとゆれば てみぬしらくもば とたるごとに」 のようです。私の知っているところでは、奄美の唄者築地俊造さんが優勝していらいの東京両国国技館への出場ではないかと思います。私の隣では中山重盛兄が、本人は忘れているかもしれませんが、国技館全体に届けと思われるくらいに”さおりちゃん、さおりちゃん しっかりしろ”と叫んで皆の失笑をかっていました。今でもこの動画をみると吹き出してしまいます。歌っている時間2分弱ですが、さおりちゃんと重盛兄とのコラボレーションをお楽しみ下さい・

歌詞 嘉徳(かどく)なべ加那覇節
ハレーイ 嘉徳なべ加那やヨーイー
ハレーイ 如何(イキャ)しゃる生まれしちがヨー
(ハヤシ)ヨイサノヨイヨイ
ハレーイ 如何(イキャ)しゃる生まれしちがヨー
(ハヤシ)ハレーイ 如何(イキャ)しゃる生まれしちがヨー
親(ウヤ)に水汲(ク)ましヨーヤレイ
いしゅて浴(ア)めるヤシュリャ
ハレーいしゅて浴(ア)めるヤシュリャ
「嘉徳のなべ加那は、どんな生まれをしているのでしょう。親に水を汲まし、自分はしれで水浴みをするということだが」
さおりさんも通った、明治10年設立で、2012年3月3日に廃校になった、135年の長い歴史と伝統を誇った、旧早町小学校の校歌を載せておきます。
旧早町小学校 校歌
1)昇る朝日を 仰ぎつつ
  南の守り  大島の
  喜界東の  美地をえて
  知徳を磨く 楽しさよ
2)見よ早町の わが校の
  門べを洗う 瀬玉浦
  港よろしき 高千穂の
  宮居のほとりわれ立てば
3)歌も伝えも 名も清き
  昔をしのぶ 百之台
  平家の森は 人材の
  林となりて 見ゆるなり

1948年4月4日設立、2012年3月3日廃校になり、64年続いた旧早町中学校 校歌

1)坂本林 緑濃く
  湧くや泉の 水清し
  学園ここに ひらかれて
  生気みなぎる 校庭に
  これぞ 早町中学校
  これぞ 早町中学校
2)祖先の美風 たたえつつ
  結びも固き わが里の
  文化の花も 咲かさん 
  重き使命に 生をうく
  われら 早町中学校
  われら 早町中学校
3)知徳をみがき 腕をねり
  にごりにしまぬ白百合の
  操も高き 松風に
  和してや唄う わが理想
  これぞ 早町中学校
  これぞ 早町中学校


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