意見口説

最終更新日時: 2024年11月16日

【歌詞】

口説(くどぅき) 望(ぬず)むか 読(ゆ)でぃうぇせら 吾んが 口説きや
うむぃ さまし しさい ながらく 読でぃ うぇせら

1
先ずや 一番や 命ありぃ命ぬ ありばどぅ
何事む 思うてぃ 居ること なてぃいきゅうり

2
二番や 侍(さむ)れぬ 大元(だいむとぅ)や手習い(てぃならい)学問を
良く習うて 親に孝行 めでぃになる

3
三番 百姓ぬ大元や折り節(うりせつ 物(むん)作り
遅り(うくり)らんごん 朝夕(あさんゆ)油断さんご 働きよ

4
四番や 家(やぁー)むち かん寄(よ)しゅてぃ 夫(おと)良し 妻(とぅじ)良(ゆ)し
和談(わだん)しちゅうてぃ いけんぬ やりくり さんぐとぅに

5
五番や 大世間(うーせけん)ぬ 人見れば 侍(さむれ)も 百姓(ひゃくしょう)も
ぎもいらぬ 誠付きよす 面白さ

6
六番 銭金(じんかね) 集めとぅてぃ 金ぐぁぬありばどぅ
何事(なにぐとぅ)む 思てぃ居る如 なてぃいきゅり

7
七番や 七十(しちじゅう)ぬ 歳(とぅし)なりば 物事様々
思(うむ)ぃ詰めぃて 楽よん好むが 面白さ

8
八番 八十ぬ 歳(とぅし)なりば 八月(はちぐぁつ)八日
とかけて 升(よね)ぬ お祝いするばかり

9
九番や 九十(くんじゅ)ぬ 歳なりば くぁまーが ひきまーが
ひきつれて ひゃくせ おごりゅんが 面白さ

10
十番 じゅうごうぬ だれびとや 昔神が世か
話なし 居たんか居らんかぬ 話無し

まずは とぅてんに 意見口説 老いても若さも
聞てぃ 見しょれ 朝夕 忘らんよう かみしもー


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