2024/11/16 ワイド節太鼓練習用

2024/10/15

■長雲の唄い方メモ

1
ハレーイ 長雲ぬ 長さ ヤーレーイ しぃぬぎ
⇒ながくぅう(もぬ)うう の(もぬ)は短くつなげる 長さとヤーレーイは切らずに
ハレーイ さゆじ坂(びりゃ) ハレーイ しぃぬぎ
⇒さぁぁぁゆぅううじ・・・のさ、あや割とメロディの変わりと合わせる感じでもよさそう

■野茶坊の長囃子メモ

 

工工工 4上上 尺5工工 尺
44尺 合乙乙合

合合乙 上尺工 5工尺工
工工尺上

尺工
上工尺上4乙4
4尺上4上4乙

2019/9/15,22 お稽古メモ

■はまさき
1、
はーまぁぁ(グイン)さぁぁきぃぃぃ(上がりながら)に
・・・
元に戻(むぅ)どう(!どぅをはっきり 上がり気味) ろう(はっきり)上がり気味

2、
むとぅどぅ むとぅ なー(最初から上がらない)

3、
てぃんぬ きゅら星や (最初から上がらない)



ゆみや なあらんんん(上がり)

4、
山ぬ木ぬ たあああかああさ(最初から上がらない最初の母音の最後あたりから)

5、



かーわるぅぅ(ぅぅをはっきり 上がりながら)やしょら

■塩道
はれぇぇぇぇぇい
しゅうううみぃ(グイン)ちぃぃぃなぁ(上がり)
なぁがぁはあ(上がり)あああ
はまぁぁぁぁにぃよぅ
ハレーイ

なぁぁぁぁき
しゅううるぅやあ

はれぇぇぇぇい
うりぃぃやぁ よぉ(グイン)たあああ(上がり)
たあるうが ゆぅぅぅ(上がる)りぃ
ゆぅぅいいいじょ(下がる)
ハレーイ
ああししぁはぁだぁあ
ゆいじょ

2019/8/25 お稽古日誌

むとぅどう むとぅ(裏)なありゅうう(裏)り、すらじ ねぃぬう(音上げる)さきゅむぃよ

ハレ(グ) すらじ ねぃぃぬ さきゅ ううしぃ(音下げない) ねぃなしかあでぃら(上げる)やしょら

やまぬ き(ケの口でケに近い)ぃぬう(裏)たかああ(裏)さ かでぇに にいいくう(音上げる)まあ(音上げる)りゅりよ ハレ(グ)きむだかああさ むぅち いいばぁ(音下げない)ゆぅすに にく まりゅ(はやめる)りぃ(音上げ)やしょら

三味線は引っかかない。引っかかないために胴と竿の境目ぐらいを弾いても良い。三味線をズラして調整する。

声出しはお尻を上げる感じで骨盤に背骨をのせる。肺を縦に伸ばすイメージで。

2019/2/23 お稽古日誌

さて、今日もお稽古と三味線をケースから出すと、胴が竿からすっぽり抜けてゴロゴロと床に転がるという、シュールな状況に。

弦が相当緩んでいたようで。

竿が落ちたわけじゃないので、自分は慌てませんでしたが、周りは眼を丸くして心配してくれました。

いい人達です。

今日は長菊女の伴奏をやらせてもらい、勉強になりました。

よいすらは、唄で途中どこか下げちゃいけないと言われた箇所があったのですが、どこだったかなあ。

野茶坊は無茶ぶりのキー6本で意外といけたので、唄のレベルはともかく、声は調子良かったかもです。

2019/1/13 お稽古日誌

〇むちゃ加那 Oさんの伴奏のキーは8
・出だしのハレの「レ」は張るぐらいはっきりと
・ききゃや は「きー」ではなく「きぃい」きゃや
・おのずの「ず」は平たんにせず、「ずううう」というようにする
・最後の「むちゃ加那よーい」の「加那」のところは「かああ」で終わりのあに上がる時には優しく上がっていく感じで最後のあでグインを入れる

〇よいすら
・よいすらは「よいすぅら」
・しりゅどぅりぬいちゅり の「いちゅり」は「いぃぃぃちゅりぃぃぃ」のように伸ばす
うなりがみがなしも「がなし」も同様

〇しゅんかね
・初めの「しゅんかね~」は「しゅぅぅぅぅん」という感じでぅのグイン入れ気味に。「ん」は上がり気味。
「かね」も「かぁぁぁぁぁねぇぇぇぇぇ」といった感じ
・「わがくなちうかば」は「わがぁぁくぅなぁぁちぃ↑ うううううかぁぁぁぁば(優しく)」最後は「ば」と言い切るより、「ぁば」という感じ

2018/11/3 お稽古日誌

いよいよ来週11月10日に迫った、東京奄美サンシン会の発表会に向けて本日も大勢の方が残って練習していました!

私は自分の練習と最近、気になっている「シマ朝花」を教えてもらいました。

唄い方が難しいですね。

親(うや)がなし御蔭(うかげ) かんぐぇがぁでぃ育(ふで)てぃ
< かんぐぇがぁでぃ育(ふで)てぃ >
親(うや)がなしくとぅや 粗(そ)そんぐぁむぅ思んな

・唄いまわし

うやがなーーーーし うーかぁげー かーんぐぇーーがぁでぃ ふーでーてぃ
うやがなーし くーとぅーーーやーー そそんぐぁどぅ うーーーめんな

・うやが~のが「が」のメロディは上がらない 前の「や」と同じまま
・かーんぐぇーーがぁでぃ~の「がぁでぃ」の「ぁ」「ぃ」は短いが頑張ってグインを入れる

2018/10/27お稽古日誌

本日は発表会に向け、ミニ発表会と
先週に引き続き、居残り練習が開催されました。

ミニ発表会では歌詞を忘れて、崩れました。。。
練習足りてないですね。。。

その後の先生との個人指導では、珍しく、
・声をはっきり
・姿勢を綺麗に
以外は無かったので少しは身に付いた部分もあるかなとちょっと嬉しかったです。

ただ、出かけに私の唄を聴いていた奥さんには、1番息が必要な裏声のところで息出てない、と言われていたので(笑)、気をつけようと思います。

サンシン会では三味線の弾き方で連続返しバチみたいなフレーズを多用するのですが、自分はあんまり三味線が忙しと、唄に集中出来ないかなと思っていて、簡略化しています。

2018/10/20 お稽古メモ

今度の発表会で「シマ朝花」を唄う人と「行きょおれ」を唄う人と練習。

「シマ朝花」がほんといい!

これが血なのかなと思ってしまいます。

■八月踊り
・足なれの「ヒヨヤレヤレ」のタイミングを早くする
→最初だと「くいならち・・・」まで来たら入れる
後だと「昔うや・・・」で入れる
ここが以前十五夜会でやっていたタイミングより早いが先に出てしまう人がいるのでこれに合わせるしか。
リズムを崩すくらいなら無理に早めにかぶせなくともとは思うが。。。
唄出しに合わせてほしいところ。
基本的に掛け合いだが、女性の方のタイミングが決まらないポイントは自分がやるしかないか。

・足なれの「くいならち」が3回あるうちの1回目の方の「ち」は上げない
→後なら「昔うや」の「や」は1回目は上げない

■野茶坊
・始めの野茶坊ちば~の「ば~」を早めに出す
→「ちーば」ではなく、「ちばー」のイメージ
全編に言えることだが、子音続きの時は早めに発して後の母音の回しに重点を置くようにする
もしかすると母音になっても少しそのままにして、後半でグインを入れるといいかもしれない。

2018/9/15 お稽古メモ

11月10日の発表会で男の唄出しを拝命したので、頑張ります。

・Wさんの行きょうれ(キーは3で)
→唄部分の最初は乙から始まる
→中間は上から始める
→早く音を出しすぎない

・野茶坊
→「う」がはっきり出ていないので口の形を「う」の形にして声を出すようにする
→全体的に声がはっきりしていないので、はっきりするように

・W部さんのよいすらの伴奏
→基本小節ごとに区切りメロディを入れるようにする

・一切朝花
→掛け合いで被せるとリズムが狂いがちなので今回は被せない。

・三味線の弾き方
→引き揚げを意識する

・八月踊り
→「嘉鉄ぬいなくん主」の4番目は「なきゃとくまゆりゃてぃ、いろいろぬ遊び〜」

2018/9/9 お稽古日誌

11月10日の東京奄美サンシン会発表会に向けて皆さんの練習にも熱がこもります。

第1部が終わった後も有志で居残り練習です!

よいすら
・舟のたか〜のところは最後切らずに伸ばす

野茶坊
・はじめのハレーイの「イ」のところはグインを入れる
・ハレーイしーまーのしーまーはただ伸ばさずに段差を付ける感じで。まーのところは「あ」でグインを入れる

三味線の弾き方
・リズムはバチを引き上げる時にとる

2018/07/28 お稽古日誌

・最初のハレーイは「ハ」と「イ」をハッキリと
・野茶坊の長めの「しーま〜」と「ひーる〜」はそれぞれ「し」と「ひ」を伸ばし気味にして、「ま」と「る」をハッキリ言った方が良いか
・野茶坊の最後、ヨーヤーアレーイはアレーイの前の「ア」で音が下がらないように。あえて別で「ア」を入れるぐらいの感じで。

2018/06/23 お稽古日誌

会社の親睦ボーリング大会→親睦飲み会参加後にいったため、若干ほろ酔いで参加
・むちゃ加那を唄いたいという生徒さんのため むちゃ加那を練習
→小野津のよ は おのずのずを重ねて唄い、ず~を伸ばして「~のよ」または「~ぬよ」と続ける
→三味線が以前の教室をちょっと違うので修正中
・八月踊り
→千鳥浜のお囃子を繰り返すのは上の句のみ
・自分の発表会の曲
→野茶坊に決まりそう
・行きょうれ
→弾けるかと思ったが案外覚えていなかったので、中孝介さんのやつとかで復習しよう

2018/05 第39回奄美民謡大賞に出場しました!

第39回奄美民謡大賞に東京奄美サンシン会4人で出場して来ました。

自分は「黒だんど節」での参加。

控え室で練習しているといつもながら、他の出場者の迫力に圧倒されます。

でもその中で練習していると、心なしか自分の声量も上がっていく気がして、それがまたいい練習になるような。

自分以外にも伴奏を2人やらせていただいたのですが、築地俊造さんの「まんこい」を唄ったMさんは、初出場ながら控え室の他の出場者も褒めるほどの出来で、期待だったのですが、本番でミスで本人が唄を中断してしまい、再開したのですが入賞にはいたりませんでした。

終わってからも、みんなが惜しいという評判で、来年に期待ですね。

終わってからは名瀬の「焼坊主」というお店で、お疲れ様会と唄者の福山幸司さん、平久美さんと一緒に唄アシビ。

飲み、食べ、唄い、踊り、奄美ならではの楽しい夜を過ごしました!

来年もまた頑張ろうと思います。

お疲れ様でした!

2018/5/12-13 お稽古日誌

日曜日にこのページへのアクセスが急増したんですが、どうやら奄美唄者の「里アンナ」さんが「西郷どん」に出演されたようですね。
かなりの美貌なのできっと目立っていたのでは(笑)と思います。
お稽古メモです。

・三味線は女弦の開放弦ではなく、中弦の小指を使うようにすると音が安定する
・三味線の首付近の音は心待ち上を抑えると懐かしい感じが出る
・三味線の引き上げのリズムを大事にする
・くるだんどの母音部分にグインを入れるようにする
・rさんのくるだんどは5半にする
・くるだんどの最初の「ハレー」は長めにする
・朝花のウタアシビの歌詞は繋がりを意識して選択する
・俊良主の元唄はギンドロ節

2018/4/28 お稽古日誌

◯くるだんど
・初めの「ハレー」をもっと大事にする
・初めの「花ぬ」の「は」はもっと柔らかく唄う。「な」以降だけではなく、初めも大事に。
・下の句の「あけてぃぬ」の「あ」が聞こえていない。

◯八月踊り
・千鳥浜の二回腕を回して両手を後ろに下げるところは、回し終わりと同時に腕を後ろに下げなければ、リズムがくるってしまう

2018/04/14 お稽古日誌

○くるだんど
私の唄の「アクセント」が後ろ気味のため、日本語として言葉の意味が分かりにくい。
例えば「二、三月」は「月」よりも「二、三」にアクセントを置くようにすると、言葉の意味が伝わりやすいのではないか。
全体的に言葉の意味が伝わるように心がけること。

ボイトレ観点のアドバイスで発声の場所を鼻ではなく後頭部を意識してやってみたところ、キーが3.5本から5本で唄えた。

2018/03/25 お稽古メモ

 

くるだんどの最初、
花ぬ〜は、は〜なあああぬぅ。
ヨーハレーイは、よーはあああ あれ〜い

【ボーカル的観点】
顎を引く、鼻をつまんでも声が変わらないような発声位置で。額が振動してそこから声が出るような感じで。首の後ろのラインを使う。鼻と口関係はいったん忘れて。

2018/02 第39回奄美民謡大賞予選通過しました!

おかげさまで三年連続で予選通過となりました!ありがとうこざいます。まだ本選の曲がちゃんと決まっていません。。。あと今回は終わったら明くる日に帰ることにになりそうであまりゆっくりできないかな。

南海日日新聞のリンク

2018/02/04奄美民謡大賞予選

奄美民謡大賞予選
・徳之島節の伴奏 キー5
・野茶坊の伴奏 キー8
・野茶坊のお囃子
・くるだんどの伴奏 キー6
・まんこい(築地俊造さんバージョン)の伴奏 キー5ちょい下
・嘉徳なべ加那の伴奏とお囃子 キー8!

おまけ
・自分のくるだんど(爆)キー3.5

ちょっと疲れたかな(笑)。

終わった後はいつもの魚金で打ち上げでした。

2018/01/28お稽古日誌

◯くるだんど
・最初のハレーの「エ」の言い方 伸ばしたり「エ」の数に注意。下がらないこと
・「花ぬ」は「はな〜あ〜あぬ」という感じ
・語尾にグインを入れる

◯野茶坊
・野茶坊 ちいいいば←段々と滑らかに上がる。しいいま〜も同様

◯その他(ボイトレ的観点)
・2リットルのベットボトルで肺活量を上げる
・仰向けでお腹に何かを乗せて歌ってみる
・ブルルルで歌ってみる
・仰向けで足を45度で歌ってみる
・鼻の後ろからボールを投げるように声を出す

2018/01/20お稽古日誌

築地さんのまんこいはキー6!

2018/01/14お稽古日誌

○くるだんど
・最初のハレの出だしを強く エエを節回し
・「は」とか「な」とか子音からハッキリと
・最後の「さちゅり」の「ゆ」で節回し

○徳之島節
・「り」の発音

○その他
・wさんの徳之島節キー7
・sさんの野茶坊は8 野茶坊のちゃんちゃらは2回目のお囃子の後のみ
・rさんのくるだんどは6

2012/9/24 朝崎会との八月踊り合同練習

シマ唄のお稽古と、11月11日の朝崎先生のイベントに向け、朝崎会の方々と八月踊りの練習。八月踊りは一通りやりましたが、特に今までやったことのなかった「ティクティングヮ」、「今日ぬほこらしゃ」の手を叩かないバージョンを教わりました。この手を叩かずに手踊りでやるバージョンがカッコ良かった。11月の直前練習では朝崎先生も来てくれるかもしれないとのことで、頑張らないとですね。

2012/8/7 シマ唄のお稽古で

ありがたいことに、最近シマ唄教室への見学者が増えていて毎週の新しい出会いが楽しいのですが、先日いらっしゃった瀬戸内出身の方が、唄も三味線も上手で聞き入ってしまいました!あの歌い方はさすが本場!という感じでなかなか真似できるものではないですね。教室の人も「風景が見えるようだ」と言っていました。もう一人いらっしゃったのですが、こちらはピアニストとのことで音楽の専門家。ワイド節を!と仰るので、ちょっと「なんちゃってな」ワイド節をやらせていただきました。ちゃんと弾いて唄えるようにしたいです。

2011/12/17 お稽古→ライブ鑑賞→土濱

今日は奄美のお稽古に行って、下北沢で奄美関係の友人3人のライブに行きました。奄美の島唄の他、屋久島の古い唄、オリジナルの歌もあり、気持ちよく聞かせていただきました。最後の六調では三味線で参加させていただき、楽しかったです。その後はいつもの土濱笑店で軽く一杯(三杯)。

2007/3/14

10日は世田谷鹿児島県人会での演奏のために、三軒茶屋へ。中学生の女の子と二人で出演。キーが高くて自分の時はひやひやしたがなんとか乗り切る。終わった後、話をしてみると地元隣町の米ノ津の人なんかもいて嬉しい。出水会、高尾野会なんかもあるらしいので、行ってみたい。きっと方言だらけだろうなあ。その後は学芸大学でお稽古があって、夜に会社で作業があったのでそのまま会社へ。二時半までかかった。日曜日は鹿児島から大島紬が届いていたので、それを持ってまた学芸大学へ行き先生に見てもらう。青の綺麗な紬で馬子にも衣装と嬉しくなる。大丈夫とのことで、今週末の収録はそれを着てやることに決定。当初は着物出演ということでどうしようかと思ったが、さすがに地元が鹿児島だとそういうつても見つかるものである。

 

2003/04/30(水) 何を習おうか?

今、奄美の島唄を習おうか、沖縄の三線(さんせん)を習おうか迷っています。

三線はYAHOOのオークションで探しても2万円ぐらいしちゃう。

でも教室で買うと4万ぐらい。どっちも習いたいけど・・・

楽器を弾けるようになりたいから今ンとこ三線の方に気持ちが傾いています。

でも仕事先から通わないといけないからお稽古がある日は三線を仕事先に

持っていかないといけない。朝の東海道にも持ち込まないといけない。

もって歩くのはかっこいいけどねぇ。

はじまり

もともと、元ちとせさんががアンコールで弾いていた三線に興味を持ち、
沖縄三線と奄美三線の音楽の違いも分からず、ネットで検索した島袋りりあ先生の写真付きだったマザーシップのサイトをブックマークしたのが2004年の4月ごろ。
8月の終わりごろ、武蔵小杉のユニーの中のカルチャーセンターで開かれていた、島袋りりあ先生の三線講座へ見学に行きました。
よく喋り、よく笑う方(笑)だなと思ったのが第一印象。
受付では見学は10分ぐらいと聞いていましたが、先生が
「いーのよ、10分だと練習始まらないんだから、半分ぐらい話しているときもあるかしら、がはは」と、冗談なんだか本当なんだか分からない、(カルチャセンター的にOKだろうか)ことを仰るので、
結局最後までいました。
初めて聞く、安里屋ゆんたと十九の春、三線という楽器の重み。
楽器をやったことがなく、沖縄にも行ったことがなく、沖縄の唄も全く知らなかった自分には、とても素晴らしく感じられましたが、自分に楽器なんかできるかどうか、やっぱできそうにないなぁと思いました。
会社の時間が厳しいので、別の時間の講座はありませんか?
と聞いたところ、その日の夜にあった、マザーシップの教室を紹介してもらいました。

その夜、マザーシップに伺ったところ、先生が何度も何度も教えてるために歌っているのを聞いて
ライブみたいだなぁ、見学でこんなに歌を聞けるなんて、なんと贅沢なんだろうと思いました。
練習後に近くのお店で飲み会があり、誘われた私は多少緊張しつつも、喜んで参加しました。
めでたく入会し、その後、いきなりの祝節や瀧落菅撹なんかに困りつつも、永良部百合の花や、かなさんどーといった好きな唄が出来たおかげで、早く唄いたくなり頑張って好きな唄の楽譜をたどっていました。隣の部屋にいた弟は今でもその過程を覚えていることでしょう。

沖縄を習い始めて3ヶ月ほど経ち、沖縄と奄美の島唄の違いもなんとなく分かってきたころ、やはり奄美の唄を習いたいという気持ちが出てきました。そんな時にマザーのH氏に誘われ、奄美へ男二人で旅行へ行きました。そこで泊まった、たつや旅館に偶然、中学生の部で民謡日本一になった澤 愛香さんとそのお母さんが泊まっておられました。その素晴らしい歌声を聞き、奄美の唄を習いたいと言った私に澤さんのお母さんがその場で東京に電話していただいたのが、今の先生なのでした。
早速、学芸大学の教室に通いだしたのはよかったのですが、バチは沖縄の牛の角と違い、焼き鳥の串のような貧弱な竹だし、左手の動きは複雑だし、唄ももちろん分からないし、始めのうちはかなりストレスの溜まるお稽古でした。それでも沖縄を三ヶ月でもやっていたせいで、少しはなじみやすかったです。

そんなこんなで、ブログに書いたようないろんな縁ができつつ今に至ります。沖縄居酒屋で勉強で歌わせてもらったり、老人ホームで歌ったり。

なかなか上達しませんがゆっくりやって行きたいと思います。


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