徳之島一切節

最終更新日時: 2024年12月5日

【歌詞】
1
徳之島亀津にきゅらむんうたんちゅかな
きゅらむんやあたんてん 愛きょうぬねんたんちゅかな

2
徳之島一切節たっきゃりなさらんかや
アケ 二切り(たっきゃり)なさらんかや
<アケ 二切り(たっきゃり)なさらんかや>
一切や加那がたみ 一切や吾んがたみど
アケ 一切や吾が為(たむぃ)どぅ

3
吾二人(わったり)談合くゎしゅて名瀬かちひんぎろや
名瀬や島近きゃさり 鹿児島ひんぎろや

鹿児島近されば 大阪ひんぎろや
大阪島近されば 東京ひんぎろや

東京ちひんぎたん時
あじゃあんま泣かさんかや

あじゃあんま泣かしゅん時
新茶くゎ買(こう)て送ろ

4
岬 とんばらぬ潮鳴り(しゅなり)音聞けば
あわれ吾ん加那が冬旅しみきらんで

5
うとるしゃや うとるしゃや
ゆうびぬ うとるしゃや
赤 ぎっとかんびむんりぬ
わんめーれ なさんちし

6
はやたる一切(ちゅっきゃい)節 二切り(たっきゃり)なさらんかや
一切や加那が為 一切や吾が為(たむぃ)どぅ

7
加那が縁(いん)ぐゎと 吾きや縁ぐゎと
竹(がらん)節なんくみて
竹節に横(ゆく)割れしゅんて 縁ぬ切りなるめ

8
あ がてげぬ島な 吾ん加那一人うちゅち
宵さがいなれば 吾ん加那見ぶしゃ

9
下(く)だい走る水な 桜花浮きて
無蔵が手し取た い 吾きゃが手ぐゎ取たい

【囃子】

本当ぬ話かや

本当かや やくむぃ

【意味】

6 今はやりの一切武士を二つに分けることはできないでしょうか。一節は愛しい人のために もう一節は自分のために


PDF
シマ唄歌詞

前の記事

意見口説
シマ唄歌詞

次の記事

かんつめ節