どんどん節
最終更新日時: 2024年11月17日
【歌詞】
1
ドンドン節 大和からはやてよ~ やがて徳之島 うち流行るんど
ハラドンドンサマイトサンセー
2
今日や種浸けて 餅もれがけたしが いきゃ あたらさあ てぃんまあ 一つたぼれ
3
今年(くとし)世(ゆ)ぬ変(か)わて 二月雪ふらち やにぬいにがなし 雪ぬまぐみ
4
六 十一にごて 七十三にごて 八十八にごて 九十九までも
5
へらせらせへらせ ななへくぐゎもへらせ ふみちばたな者や へらせ
6
た ぼれ くまなんもゆんちゅんきゃ 口切れてさらめ おりなしゃる いんじゅめ ふくでさらめ
7
池ナン 水たむてぃ 溝下り(にんじゅくだ) 流(はら)ちヨ 来年(やにぬ) 稲がナシィ あぶし まくら
8
秋津海(アキチュウウニ)ぬ 荒れてぃ 魚チョンマ トウらりぇらんで 三味線 ひちウトてぃ 踊てぃうぇせら
9
目手久(メテグ) 前(めぇ)ー田ブグなん 牛 馬牛(マウシ) つぃなぐなョ 中元巡査さまが 牛 耳(ミン) 切りゅんど
10
門ぐちぬ 唄や 無礼(ブレ)ながらヤーシガヨ ムヌ知らぬきや 許り たぼれ
11
餅欲(フ)シヤマあらん 酒欲シヤマ あらじヨ 昔 親 フジぬ 真似どぅ シェたる
12
此(クマ)ぬフッシュハンシャレ 果報(カフ)な人どうヤシガヨ 米倉(クムィグラ)やクシヤティ 生(ウメ) 子(グワ) 前(メ) だき
13
海ぬ 魚(イユ)グワだまし 穴グワ深めてぃ 住みゆりヨ きやま 男(インガ)ぬクワぬし 娘(メトン)きや トメラ
14
花徳の為清主(タメキヨシュ)が 水車立てぃてぃヨ 水ぬ とうどうかなんど チンチン ー カマ
15
二間三尺キュラ殿ち(トノチ) ムチムレガ イジャト チンキチもらち←(上の唄のメモにあったもの不明)
16
早(フエ)らし 早(フエ)らし 七重(ナナヘ)ぐわむ 早(フエ)らしヨ 大道(ウミチ)バタヤムンぬ 早(フエ)らち たぼれ
17
餅たぼれたぼれ ダグ たぼれ たぼれヨ たぼら ダティからや 手柄 シエらんど
18
此(くま)ぬ ハンシャレたや うまさ餅 おぼらヨ 千国主ぬ 唄や うとてぃ ウエシエら
19
思たん 事かのてぃ 願たん事 かのてぃヨ くりど カリユシぬ しるしあらむぇ
【意味】
ドンドン節は徳之島の稲作の法然祈願の行事の一つ。伊仙町の東部と西部には伝承されているが、中部にはなぜかない。大島本島の特に北部では盛んに行われている。
※8 秋津or亀徳