麦打ちのイトゥ

【歌詞】
1
普親祖先(むかしうやほ)から 伝たいたぬくとば
吾身やなままでん忘りならん

2
あぐましゅんだろさ 肝ぬみいどやゆる
吾からだろさしりば 吾家ぬ立ちゅみ

3
吾家ぬ建ち建たぢ 他人ぬむち建ちゅんな
他人ぬ建ったげは一 建ちどしゆる

【意味】
※1 (唱い方) ヨイサーヨイサーヨイサヨイサ 昔く親くほからく 伝たいく たのく言葉く吾みやくなまく までもく忘すりくならむく ヨイサヨィサく
私達の祖先が昔から伝えたことばは、私は今でも忘れはしません。
※2 飽きてきたのも疲れてきたのも、それは気持の上でのことです。だるいと言っていては自分の家は建つだろうか、いや建たない。
※3 家が建つか建たないかは他人の力で建つものではありません。他人の家が建つのであれば、頑張れば自分の家だって建つのです。


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