【シマ唄動画紹介】みち節 井上弘樹 奄美民謡 徳之島シマ唄 amami

みち節 井上弘樹 奄美民謡 徳之島シマ唄 2019, 10, 27

奄美民謡は、シマ(集落)や唄い手により同じ唄でも違いがあり多様性に溢れています。
島唄の言われは、奄美のこのシマ(集落)唄からきています。奄美民謡の多様性が解る唄遊びとなっています。

この唄は、病人に寄り添い励ましながら唄われたり亡くなった人を想い唄われた伽唄(とぎうた)や、想い人を唄ったりしています。
シマ(集落)により、みち節・二上がり節・はやり節など色々な唄となっているようです。他に徳之島節・犬田布節などもあるようで関連を探すのも面白いですね。

・徳之島
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E4%B9%8B%E5%B3%B6

” みち節 ”

ハレーイ ゆなか(夜中) むぃ(目)ぬ さむぃ(覚め)てぃ
にぃ(寝)ぶららぬ とぅくぃ(時)や
( 寝ぶららぬ 時や )
うまぁちぃ(灯) とぅい(取) ゆし(寄)てぃ
ハレー 吹ちゅるまた たぁばく(煙草)たぁばく(煙草)

ハレーイ たぁばく(煙草)てぃなん くしゃ(草)や
にぎゃくしゃ(苦草)どぅ やしが
( 苦草どぅ やしが )
う(其)り ふ(吹)きゅる むじょ(愛女)や
ハレー ましゃ(勝)てぃ また かな(愛)しゃ かな(愛)しゃ

ハレーイ ふかざく(深谷)ぬ がら(大竹)や
ふしぃ(節) なら(並)でぃ 立ちゅり
( 節並でぃ 立ちゅり )
ぐるくにん(五 六人)ぬ きょでぇんきゃ(兄弟達)
ハレー いん立ち さる(揃)た さる(揃)た

ハレーイ ちんごむぃじぃ(水) たむぃ(溜)てぃ
やどぅ(家戸) ばし(走)り ぬ(濡)らち
( 家戸走り 濡らち )
むじょ(愛人)が いも(参)ゆん ゆる(夜)や
ハレー やどぅ(家戸)ぬ 又やし(易)く やし(易)く


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