朝花節

ハレーイ まれまれ 汝(な)きゃばぁうがでぃ よいさ よいさ よーハレーよいよい

ハレーイ 神ぬ引きゃ合わせに ハレー まれ 汝きゃばあうがでぃ

三味線ぐゎぬ 声(くぅい)聞きば    三味線の声を聞けば

我(わ)きゃが、浅(あさ)しょなむんな 私たちは 根性がないから
しょうやねんど ましょうやねんど    しょうがありません、本当にしょうがありません。

ハレーイ 参(いも)ちゃん人(ちゅう)ど 真実あらなぃ

ハレーイ 石原踏み切ち 参(いも)しゃん人ど 真実あらんなぃ

※石原を踏み越え、こうしてわざわざ御足をお運び下されたあなたの真実に触れ

私は嬉しさでいっぱいです。

ハレーイ 拝(うが)まらん人(ちゅう)ど 拝で知りゅうり

ハレーイ 命ながむて居(う)りば

拝まん人ど 拝で知りゅり

※今日こうして未知のあなたにお逢いして、よく知ることができました。

これも命ながらしていただいたからこそで,本当に命あってこそ未知の人にも逢えるというものです。

ハレーイ まれまれ 汝(な)きゃばぁうがでぃ

ハレーイ 今(なま)汝きゃ 拝(うが)むぃば

にゃ何時(いてぃ)頃 拝むかい

※たまたま皆様方にこうしてお逢いできましたが、さて今度は、いつまた、お逢いすることができましょうか。

唄(うた) 出(い)じゃさんな        唄いましょうよ

やり出(い)じゃさんな            やりましょうよ
唄(うた)や しどぅ 成(な)りょりゅんが 唄は、やってこそ、上達しますよ
唄(うた) 出(い)じゃさんな        唄いましょうよ
やり出(い)じゃさんな            やりましょうよ

遊(あすぃ)びしろう             遊びましょう

寄(ゆ)りょたん 同志(どぅし)んきゃ    集まった友達よ
唄(うた)とぅ 三味線(しゃみせん)くゎし 唄と三味線とで
遊(あすぃ)びしろう             遊びましょう
寄(ゆ)りょたん 同志(どぅし)んきゃ    集まった友達よ

汝(なん)一人(ちゅり)一人(ちゅり)  あなただけだよあなただけだよ
物(むん)言(い)わじぃ          話をしないのは(意訳:唄をうたわないのは?)
あったらか                 もったいないよ
三味線(しゃみせん)ぐゎ         三味線が
汝(なん)一人(ちゅり)一人(ちゅり)  あなただけだよあなただけだよ
物(むん)言(い)わじぃ          話をしないのは

付(てぃ)ききららんてぃむ          つけられなくて
付(てぃ)きてぃ給(たぼ)れ         つけてください
吾(わ)ぬがやしゃ声(ぐい)         わたしの悪声(ダミ声?)
付(てぃ)ききららんてぃむ          つけられなくて
付(てぃ)きてぃ給(たぼ)れ         つけてください

汝(な)きゃ唄(うた)くぅば         あなたの唄を

拝(うが)だんなりば            聞かせていただきました
七節(ななふし)きりくみたる       七つの音を出す
はんしょかぬなり 美声(みくい)    半笙のような美しい声を

稀稀(まれまれ)汝きゃ拝でぃ 汝きゃば一目(ちゅめ)拝(うが)だと 目まぎりしゃんど吾(わん)な ※久し振りに皆様にお会いして眩暈がするほど嬉しい

汝きゃとや稀稀(まれまれ)ど 互(たげ)に稀稀じゃんが 夜(ゆ)さり遊(あす)びんしょろや ※お互いに久し振り 今夜は心ゆくまで唄遊びを楽しみましょう

夕飯(ゆぱん)食(か)でぃよ 髪(かまち)結(ゆ)てぃ 家前(やんめ)ば出(いじ)でぃ 月や三時(さんとき)下がたんど 思(うむ)いむしゃんど 待ちむしゃんど ※喜界朝花 夕飯をすませ、髪を結い、庭におりて 月がかたぶくまであなたを待っていました

あがてんげぬ島何 吾きゃ親ば置(う)ちゅてぃ 夜(よね)下(さ)がりなりば 吾(わ)きゃ親(うや)見り欲(ぶ)しゃんど ※亀津朝花 あんな遠い島に親を残して夕暮れ時には会いたくてならない

面影(うむかげ)ぐゎぬ立たばやちょ 高き山登(ぬぼ)とてぃ ハンカチ招(ま)んち 立っちゅりよ加那 ※面影がたつときは、山に登ってハンカチ振って立っててください

コメントを残す

前の記事

渡しゃ

次の記事

正月着物